感動をもとめて楽しく安全な山行をコンセプトに
近郊のハイキングからアルプス縦走まで、四季折々の山を楽しんでいる大阪府勤労者山岳連盟加盟の山岳会です

2016年山行記録

青根ヶ峰(吉野)(2016.11.13)

日時:2016年11月13日(日)
参加者:会員 3名 一般 1名
行程:9:50蜻蛉の滝公園10:00~蜻蛉の滝~10:18蜻蛉の滝公園(WC)~二俣
~12:25青根ガ峰~12:50西行庵(昼食)13:15~金峰神社(WC)~高城山
~14:00水分神社~14:53金峰山寺蔵王堂~15:33近鉄吉野駅
(休憩込で約5時間30分)

計画書では大和上市駅から大滝バス停までタクシーで行く予定でしたが、下見の結果トイレが金峰神社まで無いのと昼食の場所を考え、蜻蛉の滝公園までタクシーで入りました。
滝見学のあと青根ガ峰目指して登山開始。音無川に沿って順調に進む。

蜻蛉の滝、上からのアングル
蜻蛉の滝、上からのアングル

青根ガ峰まであと20~30分ぐらいの所で、下が抜けた木道をIさんが怖がって前に進めなくなりましたが、Nさんが介添えしてくれたおかげで何とか通過。その後も少し崩れたところでIさんが立ち往生。Nさんに助けられて無事通過する。
青根ガ峰頂上には12時25分に到着。20分ほど遅れていたので昼休憩したかったのですが、狭い頂上に10人ぐらいの先客がいたので西行庵まで下ることにする。一面木を伐採した所にでる。女人結界の石碑があり、前面は大峰の山々が幾重にも折り重なって素晴らしい景色である。 西行庵はもみじの紅葉が黄色から赤にグラデーションしていて綺麗。

西行庵
西行庵

下見(10月10日)の時はまだ全然紅葉していませんでした。
ここまでくると行楽客が急に増えてくる。記念撮影、昼食・休憩の後は金峰神社まで上り返し、紅葉の綺麗なところで写真を撮りながら吉野の町を目指してコンクリートの道を下りていく。

紅葉、下千本にて
紅葉、下千本にて

蔵王堂で休憩。外国人観光客の多さに驚かされます。
みやげ物店が連なる吉野町の街並みで買い物を楽しみ、七曲坂をショートカットで下りて吉野駅には15:33に到着しました。(文・なかにし)

大野山(2016.10.30)

日時:2016年10月30日(日)
参加者:会員 5名 一般 2名
行程:西軽井沢バス停~西軽井沢登山口~水場~大野山(昼食)
~巨石めぐりコースを通って下山~柏原バス停着
(歩行時間 休憩込で4時間半)

10月例会は当初予定していた担当者が参加できないとのことで、急遽、Sさんと私で担当することになりました。山はマイナーな山を探し静かな山行ができるとのことでCリーダーSさんのチョイスで北摂の大野山(おおやさん)に決定。これがなかなかの眺望の良い山でした。

09:45西軽井沢バス停到着。
適当な場所が無かったため、車道の端で準備運動をして出発する。最初は別荘地の中を歩いていくが、これが別荘地とはほど遠く廃墟です。結構荒れていて一人で歩くと怖いくらいです。バス停を降りた時は北摂とあって、少し寒かったですが、歩いていると暑くなって衣類調整をする。別荘地を抜けると歩きやすい山道になりました。時々、石がゴロゴロとあったり、倒木もあったりして荒れ気味のところがあり、あまり整備されていない雰囲気ありますが、全体的には歩きやすい道でした。

始めは沢沿いに歩きます
始めは沢沿いに歩きます

10:30 水場に到着。
水場は小さい沢で岩を伝って水が流れ落ちてましたが、水を汲むには難しいほどの水量でした。登り始めからずっと話をしながら登れるほどの気持ちよい山歩きでしたが、最後少しだけ急登を登る。
11:05 "山頂まで0.6km"の道標に到着。
山頂まであと10分ぐらいでしたが急登を登り切った後であったし、今日は時間的にかなり余裕あるので、小休憩することにしました。電波塔が見え、山頂はすぐそこです。栗がたくさん落ちているところがありましたが、落ちている栗が大きかったら拾うのに残念です。
11:16 大野山山頂到着。
360度の大パノラマ。丹波の山々、北摂の山々が折り重なり、素晴らしい眺めを楽しめた。山頂で無線していた人いわく、瀬戸内海、淡路島、船舶も見えるか、、こんな眺めの良いところ、あまり登っていない山みたいでもったいないですね。
11:40 昼食
予定では少し下ったところで昼食でしたが、山頂からの眺めが良いため山頂で昼食をとることにしました。昼食後は山頂からすぐ下の無料のキャンプ場で、キャンプ場のトイレを借りる。トイレ近くの巨石めぐりコースの案内板を見て、ゆっくり下山してもバスを待つほど余裕があり、せっかくだからと言うことで予定変更して、巨石めぐりをして下るすることにしました。

山頂付近で昼食
山頂付近で昼食

12:15 下山開始
歩き始めてすぐ巨石が1つ現れましたが、その後はなかなか出てこない。しばらく車道を歩いていると、巨石めぐりコースの看板と道が、、ここからが巨石めぐりの始まりみたいです。
歩いてすぐに道の真ん中に岩があり、よく見ると界の文字が刻印されています。結界!?踏み入れたらあかんところでは?とか言いながら進んでいく。
大きな岩には、九界岩、花立岩、十界岩、うるし岩、夫婦岩、、と名前がついてあって、界の文字と番号が彫られているものもありました。案内板には散策道と書いていますが、遊歩道みたいなところは最初だけですぐ山道に入っていきます。

キャンプ場から近く、山に歩きなれてない人やきちんとした靴でない人がふらっと行くと危ない感じがしました。
地図と実際に歩いている道が違い、下山すべき方向と離れていくようなので、途中で車道にあがることにしました。帰り道、たぬき岩を見た話になり、たぬき岩なんて案内板になかったよ、たぬきに化かされた?地図もおかしかったし、これもたぬきの仕業では?とか、、会話が盛り上がりました。

大きな岩がたくさんあります
大きな岩がたくさんあります

14:17 柏原バス停到着
急きょ巨石めぐりをしたため予定していたバス停より先の柏原バス停でしたが、全員無事下山しました。

今回は急に担当を引き継いだために時間が取れず、下見山行は無しでぶっつけ本番でしたが、Sさんに安心して付いていけました。 私は当日の記録係しかできませんでしたが、Sさんに山行計画から地図の準備など、何から何までしていただきありがとうございました。

大野山は今回の山行で知りましたが、山頂すぐ下には無料のキャンプ場があり、天文台もあり夜は天の川が見れるそうです。またキャンプ場までは車で行けるし、お昼はBBQと山頂からの眺望を楽しみ、夜は星空観賞など、山以外の楽しみで行くのも良さそうなところですね。(文・いわさき)

    

嵐山~清滝川・保津峡(2016.9.25)

日時:2016年9月25日(日)
参加者:会員 13名 一般 9名

1年半ぶりの例会参加となりました。しかも、今回は嵐山在住の私にとっては皆様に申し訳ないくらい近い場所。本当に有り難うございます!!ただ、一人での参加となり、寂しいなぁと思っていましたが、そんな気持ちはすぐになくなりました。おおいに羽をのばしました。そして、参加の皆様も一般9人、会員13人と総勢22人の大所帯で、場所が場所だけにどこかのご一行様みたいに旗が必要じゃないかと思うくらいでした。

このご一行様、はぐれてはいけないと、黄色の小さなリボンをリュックに、また胸には黄色いガムテープの即興名札をつけております。また下見の際には、トイレチェックも余念ないです。洋式はここにありきれいと。確かにトイレは大事ですね。昼食時には珈琲までいただきました。担当のSご夫妻、色々御配慮有り難うございます。

渡月橋を渡り桂川を上流に向かって歩きます
渡月橋を渡り桂川を上流に向かって歩きます

さて、ご一行は渡月橋周辺の観光地から小倉山の麓をかすめます。
"小倉山 峰の紅葉こころあらば 今ひとたびの みゆきまたなむ" 貞信公
小倉百人一首にでてくる、小倉山の紅葉、あと一ヶ月もすれば素晴らしいです。でも、人もすごいです。それから竹林へと。竹林の、自然浄化ともいうべき、さわやかな・凛としたものに心洗われました。京都の人は知っていると思いますが、私は心の中で「京都嵯峨野に吹く風は~愛の言葉を笹舟に~♪♪」と歌いながら一気に駆け抜けました。途中"御髪神社"という頭と髪の神社があるのです~♪最近髪のボリュームがなくなりつつあるので、さりげなく頭を押さえて拝んどきました~。
それから、落柿舎とちらほらみえる彼岸花を横目に、小倉大納言アズキ発祥の地!!を順調に歩き、紅葉で有名な二尊院・祇王寺をチラ見して、奥嵯峨と言われる鳥居本という地域をどんどんのぼっていきました。

鳥居本の鳥居
鳥居本の鳥居

ちょっと宣伝です。この辺りは石畳になっており愛宕街道とよばれています。丁度8月23・24日に街道沿いの"化(あだし)野(の)念仏寺""で千灯供養という数千本の無縁仏にろうそくを灯す供養が行われます。それにちなみ地元の小学生も大きな灯籠を作り、夜街道を照らします。なかなか幻想的ですよ~。
そして、街道の終点で小休止。なんでもTさん、この終点にある由緒ある茅葺きの鮎料理屋さんがご親戚だとか。私ここの若女将とPTA役員一緒にしました!人のご縁とは不思議なものですね。どこでどう繋がっているのか。

そして、いよいよ"見えないものが見えるかも!"という心霊スポットトンネルを遠巻きに、カメラを傾けるIさん、何かみえたのでしょうか?そして峠の頂上に、なんの為にあるのか?の車のミラー。それをみると生きていないとかどうとか・・・私生きております!そんな不思議な峠を一行なんなくクリアー。
途中、栗の木と栗のいがを発見。一かけらだけ食べられていませんでした。そういえば、栗の皮をここ何年もむいていないな~。最近は時短だとか、効率重視で生活している。もちろん余裕がないのと、年を重ねて色々面倒なことはさけている・・・といったのを省みて、ここらで栗の皮でもむいて、くりごはんを作ってみたくなりました。

そしてコース終盤にさしかかり、清滝川渓谷沿い歩き。最終トイレ~息を止めて済ませ、ここからは一列になり一段と長いご一行様。ゆっくり歩いて行きました。竹もそうですが、滝や川の水や木々の緑などは人の気持ちをさわやかにさせるものをいっぱい放出しているのでしょう。また、川、水の流れる音を耳で感じ、空や木の緑を目で感じたり、水の冷たさ清らかさを感じたり、日常を忘れゆったりとした時間を味わいました。

清滝川を下ります
清滝川を下ります

考えてみたら私はげんごろうへ入会し、大阪で活動していたのは2年ほど。それから京都へ引っ越し転々として約10年余り。活動への繋がりも会報を送っていただいているのが主だったりしている会員です。
今回のコースである清滝川。この川の流れは最初の集合地点、渡月橋のある桂川へとつながります。そして、この桂川、淀川へとつながっていくのです。昔、私が大阪に住んでいた頃職場の同僚とサイクリングで川沿いを、大阪~嵐山へときたことがありました。確かにこの川の流れは大阪へとつながっているのだと、ずっとずっといくと、げんごろうの活動基点である大阪へと繋がっているのだと。そう思うと懐かしくもあり嬉しくもあります。 1日中、羽をのばした私は京都駅まで足をのばし、反省会も出席し、満喫しました♪(文・しのはら)

白馬三山(2016.8.13~15)

日時:2016年8月13日(土)~15日(月)
参加者:会員 4名
行動予定:JR新大阪6:50--京都7:06--名古屋--松本--白馬駅11:28・路線バス--栂池高原・ゴンドラ+ロープウエー~栂池自然園13:00~天狗原~白馬大池山荘17:00

2016年8月13日
京都駅で7時に合流する為大和八木駅5:55に乗車する予定でしたが、あと一歩のところで乗り遅れてしまいました。30分後の電車に乗ってみんなを追っかけることになりました。参加者の皆様には初日から大変ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
白馬駅で待っていてくれて約30分遅れで合流。栂池高原行のバスがまた定刻より20分余り遅れて到着。ゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぎ栂池自然園には1時間遅れの到着となりました。

白馬大池
白馬大池

白馬大池山荘に到着するころには暗くなるのではと急ピッチで登り、休憩もそこそこに先を急いだ結果、当初予定の17:00に山荘に到着することができました。
濃いブルーの神秘的な白馬大池の池畔に朱色の山荘とテントの群れが有りました。夜久しぶりに星を観に出ましたが晴れていたので綺麗でした。

白馬大池と大池山荘
白馬大池と大池山荘

2016年8月14日
行動予定:白馬大池山荘7:00~小蓮華山~三国境~白馬岳~白馬山荘11:00~杓子岳~白馬山荘15:30

大池山荘を予定より1時間ほど早く出発。
時間的に余裕があるので写真を撮ったり景色を堪能しながらゆっくり登りました。雷鳥の親子に出合え、コマクサなどの高山植物が岩肌に咲いていました。
天候に恵まれ、剱岳や後立山の峰々、青空と雲海の向こうに中央アルプスとゆっくり楽しむことができました。
白馬岳頂上は東側にせり出しその下が絶壁になった独特の山容でした。

白馬岳頂上
白馬岳頂上

白馬山荘には10時50分頃に到着。黒っぽい建物が何棟も有りました。1500人収容出来るだけあってさすがに広いです。レストラン棟もある。
チェックイン後レストランで昼食。S氏は生ビールを飲んで午後の行動を放棄し昼寝。他のメンバーも杓子岳へのピストンを取りやめ。近くのピークまで散歩後山荘に戻って昼寝。夕食は食堂で時間を区切っての交代制でした。

小蓮華山からの白馬岳
小蓮華山からの白馬岳

2016年8月15日
行動予定:白馬山荘5:30~白馬尻小屋~10:00猿倉壮--10:37JR白馬駅12:36--14:20松本・高速バス15:00--20:45梅田

予報では午後から雨になっていましたが朝から霧雨の中、雨具を着て出発。
今年は雪が少ないと聞いていたが大雪渓は小さめであちこちにクレバスが見える。アイゼンを装着して雪渓を下ります。じきに雪渓を外れて登山道に出る。
猿倉からの路線バスに乗る為下山路を急いで下る。滑りやすい道を殆ど休憩なしで白馬尻まで下り、へとへと。林道も速足で飛ばして猿倉へはバス時刻の30分ほど前に到着。
待機中のタクシーがいたので予定を変更し、日帰り温泉(みみずくの湯)に直行することになる。すべすべした良いお湯でさっぱりして温泉を出てきたときは大雨でした。 白馬駅まで歩き、予定通りJRと高速バスで帰阪。

リーダーのSさん、Nさん、Hさんお疲れ様でした。
今回2泊とも小屋泊まりで荷物もそんなに重くないのに下りがつらく感じました。特例山行の前に長時間のトレーニング山行をしておくべきだったと反省しました。(文・なかにし)

妙見山初谷コース(2016.7.3)

日時:2016年7月3日(日)
参加者:会員 6名 一般 3名

7月例会山行は妙見山に決まるのは早かったのですが、下見を予定すると豪雨になり、当日はリーダーが欠席になり、会員6名と一般参加3名を一人で案内する事態になりました。お気楽なハイキングコースとはいえ不安な気持ちで、梅田に9名が集合し、川西能勢口でリーダーから地図を受け取り、M月さんと合流して、妙見口に到着しました。
自己紹介をして、初谷渓谷コースの登り口まで、地図を片手に歩きはじめました。ちょうど梅雨の晴れ間で蒸し暑く、少し歩いただけで汗が流れます。午後から雨が降る予報なので、さっさと登って雨が降らないうちに下山できたらいいのにと思いながら歩きました。

沢渡りをいくつもしました
沢渡りをいくつもしました

山道に入って、なだらかな道をゆっくり登っていくと最初の沢に到着しました。連日の雨で少し増水していたようで、深いところは流れも速そうです。最初の沢ということもあってみんな靴が濡れないように慎重に渡っています。渡りやすいように置かれている石の上を、滑らないように歩きます。一人ジャブジャブと川に入ったI崎さんは途中で立ち往生してしまい、皆にワーワー言われて一旦戻って、ストックを取り出して再チャレンジし、無事通過しました。すでに靴の中まで水がしみ込んでいる様子。

この後も川沿いにジグザグと12~3回小さな沢を渡って、少しずつ登っていくのであまりしんどくならず、川沿いを歩くのは涼しくて夏にピッタリです。一般参加の方もげんごろうのベテランメンバーの手ほどきで順調に登っています。歩いて1時間半ほど経つと沢がなくなり、上りが急になってきました。

川から少し離れて登ります
川から少し離れて登ります

最後の30分くらいで汗だくになり、息は上がり、あ~しんど!と見上げると石の立派な鳥居が出迎えてくれました。妙見山は霊峰で頂上には日蓮宗のお寺があります。お参りして展望台の所でお昼休憩にしましたが、景色も良く大阪湾が眺められました。展望台のそばには星の形をした星嶺という建物があり、ガラス張りで独特の雰囲気がありました。
ガイドマップには星降り伝説を象徴する建物と書かれてあり、不思議な感じがしました。他にも見学するところがたくさんありそうでしたが、雨にあわないように早々に下山することにしました。駐車場横の茶店で、M月さんが買っていた亥の子餅がおいしそうなので私も購入。家で食べると手作りの素朴な味がとてもおいしかったです。

下山は新滝道コースを下りました
下山は新滝道コースを下りました

12時半下山開始、帰りは新滝道コースを歩きます。雄滝行場と書かれた鳥居の所で覗いていると、おじさんが出て来て滝を見せてあげると言って、滝のすぐそばまで案内してくれました。ヒンヤリとしてマイナスイオンがでていそうな雰囲気です。修行をする人は頭から滝に打たれてお経を唱えるのでしょうか?
地図をみると下りだけで鳥居を5つもくぐっていることになります。鳥居は聖域を示すものだそうで、山全体が神聖な場所であり、古来から人々の信仰を集めた歴史のあるところでした。

14時頃妙見口駅に到着。途中阪急ハイキングの人達と一緒になってしまい、駅についた時は人が一杯でざわざわしていました。時間も早いので反省会はなしで、ここで解散しました。
下界は湿度が高く、暑くて、汗がどっとでてきます。結局雨が降らなくて良かったですが、電車が混んでいて、ハイキング人口は多いなと改めて感じました。歳をとっても山に登れるくらいの体力は維持していきたいな・・・。などと考えながら帰路につきました。 参加された皆様、お疲れ様でした!!(文・たつち)

淀川河川敷ウォーキング(2016.6.12)

日時:2016年6月12日(日)
参加者:会員 4名

京阪電車 枚方市駅からスタート。
枚方から毛馬までは淀川の河川敷を歩き、最終は天満まで歩いてきました。
終盤、足が棒でしんどかったけど、達成感、頑張った感が半端なかったです!!





スタート直後は東海道の宿駅「枚方宿」の町並みを歩きます。古い家屋やお店が立ち並び、時代劇か何かを見ているようでした。





枚方宿の町並みをあとにして淀川河川敷へ。 河口から25kmって、遠い。
今日の距離はお散歩というくらい凄い先輩達と歩きました。先輩達は歩くのが早くしかもほとんど休なかったです。





モンシロチョウが飛んでました。花にとまっているところを撮れました。河川敷にはまだまだ自然が残っているのですね。





毛馬まであと5km、大阪のビル群が見えているのになかなか着かない。
ここからが長かった、、ミセス作のきゅうり浅漬けとサイダーで気合いれる!



毛馬こうもん到着!電車ではなく自分の足で来たことに普通に感動した!
天神橋商店街まで歩き、最後は春駒でお寿司を食べて帰りました。どれも美味しく、特に上うなぎは最高でした(ご褒美ですね)
ウォーキングもいいですね、また機会があれば行きたいです!(文・いわさき)

二上山・屯鶴峰(2016.6.5)

日時:2016年6月5日(日)
参加者:会員 6名 一般 1名

日本勤労者山岳連盟 全国一斉クリーンハイク @二上山集計結果一覧
山域参加人員可燃ごみ不燃ごみ不法投棄
二上山4つの会収集量収集量ごみ報告
今年度20名2.6kg0.5kgなし
前年度22名5.0kg5.0kg1件
参加人数20名(げんごろう7名、COWAC3名、なにわ山の会7名、渓遊会3名)
ごみ回収協力自治体:太子町役場 地域整備グループ

コース:9:55当麻寺駅出発~10:20当麻寺(準備運動)~10:50大池~11:15祐泉寺~
11:30馬の背~11:50二上山のコル(集会&計量)~山頂(昼食)12:40~穴虫峠~
14:45屯鶴峰(休憩)~関屋駅到着15:35

今年も6月例会山行は恒例の二上山クリーンハイクに行ってまいりました。

大池のガチョウが今年もお出迎え
大池のガチョウが今年もお出迎え

前日の6月4日夜は大雨、その時点での明日5日の天気予報は雨のち晴れ。(午前中の降水確率は6時-9時80%、9時-12時40%、そんな感じでした)
通常、中止連絡を入れるところですがクリーンハイクは少々の雨なら雨天決行です!

当日、家を出るときにしっかり降っていた雨も当麻寺の駅につく頃には小雨になりクリーンハイクには支障がない程度の涼しめの午前中を過ごせましたが天気予報は的中しました。午後からはしっかり晴れてきて暑さ蒸し返す草いきれの中を歩きましました。途中休憩で小高い鉄塔の真下へ上がりそよ風を感じたときは気持ちよかったです。
後日、自然保護委員会で話題になったのですが過去十数年間6月の第1週目の日曜日、雨のクリーンハイクはほぼなかったとのと事です。皆さん中止にならないか心配されたようです、今回の雨天は梅雨入りが例年より早かったせいかもしれません。

ササユリが咲いていました
ササユリが咲いていました

昨年までクリーンハイクのとりまとめ係を毎年行って下さっていたCOWACのA部さんから今年はげんごろうに担当して欲しいと依頼があり、他の会の皆さんにも了承していただき今年度より1年交代で4つの会で担当を持ち回ることになりました。
早速今年はげんごろうの当番です、準備は前任の方から教えていただいたものの当日の集会進行役をさせて頂いたのですが、緊張と不慣れ感でグダグダになってしまいましたが、中盤の一番大切なメッセージの読み上げは事前にお願いしてHCげんごろう会長にビシッと読み上げてもらいました。かみっぱなしの司会も少人数でアットホームな雰囲気に助けられ閉会は拍手で締めくくられてホッとしました。

今年は集めたごみをげんごろうが下まで持って降りました
今年は集めたごみをげんごろうが下まで持って降りました

最後に当日読み上げて頂いた日本勤労者山岳連盟からのメッセージを一部、紹介します。

山からゴミをなくし、山岳自然を守る運動の輪を、日本の社会に、世界にひろげよう
日本勤労者山岳連盟は、6月の第1日曜日を「全国いっせい清掃登山・クリーンハイクの日」として、今年も山からゴミをなくす活動に取り組みます。1974年に始まった全国いっせいクリーンハイクは、今年で43年目を迎えます。去年は42都道府県連盟が取り組み、497の会・クラブで総勢8,911人が参加し、ゴミを8,534kg回収しました。
総じて登山道や山域ではゴミが少ないという報告がほとんどでした。 しかし、登山道入り口の駐車場付近、観光客が訪れる場所、一般車が入る道路、一般キャンプ場、工事関係者、農業や林業従事者が入る場所には、まだまだゴミが多いという報告もあります。(あと略)

   記
1.山にゴミは捨てず、山からゴミを持ち帰りましょう。
2.捨てられているゴミを見つけたら、持ち帰るようにしましょう。
3.登山者・ハイカーだけでなく、一般旅行者、外国人登山者・旅行者にも声をかけ、ゴミの持ち帰りを呼びかけましょう。
4.すべての登山者・ハイカーが山と緑の番人・山岳自然を守る番人としての自覚を持ち、山歩きを楽しみましょう。
2016年6月 日本勤労者山岳連盟
(文・おおえ)

くろんど園地~星のブランコ(2016.5.22)

日時:2016年5月22日(日)
参加者:会員 7名 一般 12名
行程:9:50蜻蛉の滝公園10:00~蜻蛉の滝~10:18蜻蛉の滝公園(WC)~二俣
~12:25青根ガ峰~12:50西行庵(昼食)13:15~金峰神社(WC)~高城山
~14:00水分神社~14:53金峰山寺蔵王堂~15:33近鉄吉野駅
(休憩込で約5時間30分)

京阪河内森駅改札口前9時集合出発であったが一般参加者が駐車場の関係等で遅くなり9時10分出発する。JAの前で右折し、住宅街を通り天田神社の境内でコースの説明や自己紹介を実施(9時30分出発)

住宅街から林の中へ入り、先行するパーティを追い抜いたりしながらコンクリの道を喘ぎながら獅子窟寺に到着(9時55分)。10分間の休憩の後、急な階段を登って行く。歩きやすい山道を登りおりし、開けて広々としたすいれん池への分岐(道標の看板が設置)で小休止する。そこから一山を越え、緩やかな下りをしばらく行くとキャンプ場に到着した。(11時)

各自、ベンチに荷物を置き、ポトフの準備にかかる。炊事場で会員を中心に調理をする間に、少し離れたくろんど園地管理事務所へ行き手続きをする。(かまど使用料 500円)管理事務所の前の炊事場は先行していた人達で混雑していた。それに比べて私達のキャンプ場は表通りから離れているためかHCげんごろう専用であった。

キャンプ場
キャンプ場

ポトフは特大、大の大きさの二つのコッヘルを、中の大きさのものはお茶用に。三個のガスを使いあらかじめ下ごしらえをし(じゃがいもやブロッコリー等)速やかに調理が出来るように工夫をして調理をしました。
ポトフが出来上がった後、持参のおにぎり等を食べながら食事をしました。予想より大量なので残らないかと心配しましたが、美味しく一人二杯をたいらげてもらい完食することが出来ました。

ポトフ
ポトフ

食後、コッヘル等の片付けをして管理事務所にあいさつをし、すいれん池へ向け出発しました。(12時30分発)
すいれん池前の休憩所でトイレ休憩を取る。きさいちCCのゲートを入り、最初のアスファルトの急坂で一般参加者の H さんがリタイヤすると言われる。みんなで登りは”すぐそこです”からとなだめたり、ゆるやかなコースになる説明をして頑張って歩いてもらう。(^_^;)

ゴルフ場の建物を過ぎ、下っていくと国道168号線に出る。車に注意しながら渡り、白龍の滝のゲートをくぐり、やまびこ広場のトイレ前で休憩する。広場は若い人達でいっぱいである。道標にそって右折し星のブランコの入口へ向かう。橋の入口では観光客風の親子連れが写真撮影で溢れている。星のブランコは横揺れがあって少しビビリながら渡る。(14時到着)

各自景色を展望し、渡り終えた後分岐に出る。ゆるやかな道と階段の道の両方がある。少しでも早く行きたかったので短縮ルートの<星のブランコ>階段の道を下る。ピトンの小屋まで20分間歩き休憩。休憩中にクライミングウォールでのクライミング大会を見学する人、ソフトクリームを食べる人・・・各々楽しい時間のひと時を持った。

クライミングウォール
クライミングウォール

休憩後、人数を確認し森林鉄道風歩道橋を行く。右側に南谷橋を経由し星の里いわふねの横を通る。水辺プラザ前の日の出橋を渡り小学校の通学路の柵を入り、コースを選びながら私市駅に無事に到着した。あいさつ後、解散した。(解散時間 15時45分)(文・はまだ)
<参考データ> 歩数:2万6000歩 歩行距離:約16Km

大普賢岳(大峰)(2016.5.4~5)

日時:2016年5月4日(水)~5日(木)
参加者:会員 3名

2016年5月4日
和佐又口11:00出発→11:16沢道分岐から沢道コースへ入る→12:25和佐又山ヒュッテ到着 宿泊受付、テント設営、食事休憩後14:00出発→14:38和佐又山(1344m)→15:15和佐又山ヒュッテ泊

2016年5月5日
5:30起床、朝食、テント撤収後ヒュッテ6:46出発→7:02和佐又のコル→7:50笙の窟→8:00日本岳のコル→9:02大普賢岳(1780m)→9:26水太覗→10:51鷲の窟~岩本新道に入る→11:38無双洞分岐に合流→12:08和佐又のコル→12:30和佐又山ヒュッテ到着、昼食休憩後13:45ヒュッテ出発→14:53和佐又山登山口到着
(コースタイム記・なかにし)

大普賢岳 5月の特例山行で思いがけず初のソロテント泊をしてきました!

大普賢岳頂上
大普賢岳頂上

大普賢岳、面白そうな山だけど節約中の私、最初は参加を諦めていました。
ところが、あるげんごろうメンバーさんから、「ソロテント貸してあげようか?」とありがたいお言葉!!
実は前から今年は1年半ぶりにテント泊も再挑戦しようと企んでいたので願ってもない提案だったのですが、まさかソロは考えておらず。一瞬戸惑いが勝つ・・・。
でもよく考えてみると、山行はみんなと一緒。テント場もみんなが泊まるヒュッテの目の前で安心感がある。しかも登山口からテン場まで約1時間。これってソロテント泊デビューにはもってこいじゃない???
これはもう行くしかないーーー!!テント貸してくださいっっ!とあつかましくもお願いしました。

ところが、自宅に帰ってテントをチェックしてみると、あまり状態が良くないとのこと。代わりにツェルトはどう?というご提案もいただいたのですが、なにぶん、初めてのひとりでテント泊です。ツェルトではやっぱり心細しいなぁ・・・。今回は縁がなかったかなぁ・・・。諦めよう・・・。 すでに締め切りを過ぎていたので、前の日に参加可能か確認の連絡していたリーダーさんに不参加の連絡をすると「我が家のテント貸してあげるから参加したら?との返信。
しかし4テン、しかも3.6kgと少々重量級(?)
最近歩荷トレもしてないし、3.6kgはちょっとキツイかも・・・と悩んでいると、今度はミスターが「分けて持てば大丈夫!と言って下さいました。

そんなこんなで、皆様の神のような優しさてんこ盛りでこの特例山行に参加できることになりました!!
2日前に参加決定したので、あわてて食材やら行動食を買いに行き、テント泊って何持って行くんやったっけ??と記憶を辿りながらバタバタでパッキングしての出発になりました。

お借りしたテントは登山口でザックに投入。分けて持てばいいよと言ってくれたけれど、やっぱり自分で使うものは自分で持たなければ!
テント投入前が10.8kgで、テント本体とフライが3kg、計13.8kg(ポールだけお願いしてしまいました。ありがとうございました!)
セミナー時代、大体12kgを目標にパッキングしていたことを思うと今日はだいぶオーバーですが、テント強化のため、歩荷トレ兼ねてがんばります!!

最初の車道歩きは余裕のスタート。意外といけるやん!と思っていたら、山道に入り足元が不安定になると、途端にザックに体が振られるようになり、よろよろよろよろ そして、重さでおなかの上あたりが苦しい~!上半身の筋力が足りないのかなあ・・・。
約1時間ちょっとの道のりで2回も休憩をとってもらって、ふーふー言いながらなんとかたどり着いた感じでした。

1日目は、往復1時間の和佐又山に登って、4時頃には一杯飲みながらのんびり。6時にはヒュッテの食事タイムなので私はテントに撤収。ここからはドキドキ、ワクワクのソロタイム突入―――

4人用テントで1人泊
4人用テントで1人泊

早速夕食作りです。暖かいもの食べたいけど、簡単なものがいいので定番の鍋に決定!
肉は冷凍、野菜類は切ってラップに包んで、凍らせたお茶と一緒に保冷バックに入れて持参。当日はお湯を沸かして投入するだけ、だしは鍋キューブひとつで完了!シメにごはん+フリーズドライのたまごスープで雑炊も作りました。山の上はまだまだ寒くて暖かいものは大正解でした。

ソロテント泊をする人は夜の時間はどうやって過ごしているのでしょうか。私は何しよ?と思っていたら、携帯が繋がる・・・。ちょっと拍子抜けしながら、げんごろうブログに投稿してみたりして過ごしましたが、山タイムで9時半頃には就寝。
テント泊といえば、いびきが気になる~とか、いっぱいだと寝返りできなとかが難点ですが、ソロならそれもないし、テン場は地面が芝生でやわらかかったし、人も多くなくてなかなか快適で、わりとすぐに眠れました。(笑)
ただこの日は風が強くて、風の音ですぐに目が覚めてしまいました。深夜になると増々ひどくなってきて、山の方からゴーーーッという地鳴りのような風の音が迫ってきてはテントを揺らしていくのでほとんど眠れず。ただ風が直撃するということがなかったので、思ったほど怖いとは感じなかった私でした。

今回はいろいろと条件が良かったのもあると思いますが、ソロテント泊なかなか楽しいと思いました。ちょっとハマってしまいそうです♪♪♪
最近グループ登山でも夜はそれぞれソロでテント泊とか、一人用のテントが売れているとか噂には聞いていましたが、ちょっと気持ちが分かります。みんなでテント泊もそれはそれで楽しさがあると思いますが。

さて私にとってはテント泊がメインのようになっていますが、もちろん大普賢岳も行ってきました!
大普賢は大峰奥駆道上にあり、修行の場であったそうです。修行をしたという洞窟のような窟(いわや)がいくつもあり、中でも笙ノ窟はかなりの迫力です。

笙ノ窟
笙ノ窟

笙ノ窟を超えたあたりから山頂までは梯子がたくさんかけてあります。梯子といってもほぼ階段のようなものがほとんどでそんなに危なくはありません。私たちが歩いた和佐又山ヒュッテからピストンのコースは鎖場はほんの少しでしたが、周回コースであれば鎖場もたくさんあるのだそうです。なかなか面白いコースだそうですのでまた次回行ってみたいと思いました。

大峰山系
大峰山系(2628m)

今回はずっと風が強かったですが、天気には恵まれ、本当に景色が綺麗でした。大峰でここまで綺麗に見えることは珍しいのだそうです。時間にも余裕があったので、ゆっくり写真も撮れて、景色も堪能できとてもよい山行となりました。
今回は急な参加になってしまったにも関わらず快く了承してくださりありがとうございました。そして何よりもテントを貸してくださったり、設営・撤去等もお手伝いただき、いろいろとお手数をお掛けしてしまいましたが、大変よい経験ができました。本当にありがとうございました。また山に行く楽しみが増えました♪
げんごろうメンバーのみなさま、一緒にテント泊しませんか?(笑)(文・ふじき)

五月山いいね(2016.3.27)

日時:2016年3月27日(日)
参加者:会員 8名 一般 1名
コース:五月丘バス停~(五月平高原コース)~大文字火床~日の丸展望台
~(自然とのふれあいコース)~五月台~秀望台(昼食予定)~(大文字コース)
~五月山動物園(入園無料:少し時間をとります)

晴れのち雨(急変あり)の予報に、心配しましたがいいお天気のピクニック日和の1日でした。五月山に行くのも初めてですが、池田市に行くのも多分初めての気がします。
行く前から リーダーのK藤さんにすぐ登れるハイキングと聞いていたので、内心期待してなかったのですが、意外にも気に入りました。のび太君の裏山的な感じで、すぐ登れるのですぐ山の中を楽しめて、すぐ自然にふれあえます。
ちょっと センチメンタルな気分の時に登るのもお勧めです。そんな山 一つはキープしておきたいでしょ♪

大文字展望台の火床
大文字展望台の火床

それに、まさか大阪に大文字焼きがあるなんて知っていました?
8/24に 「がんがら火祭り」 と言う神事があるそうです。とっても賑やかで(うるさいぐらい)迫力あるお祭りです。

秀望台からは 朝日も見られますし、花火大会の時には、目の前に上がる絶好のビューポイントだそうです。 ちなみに 花火大会は2015年は8/15でした。
一番の売りは、動物園がタダです。
もう一度書きます。タダです!!ジャパネットたかたのように強調してみました(笑)

ウォンバット
ウォンバット

動物の種類は沢山いませんが、 珍しいウォンバットがいます。
今回、桜はまだ1分咲き程度でしたが、沢山桜の木があったので、きっとこの小さな山全部がピンク色になるのではと想像します。

桜


私的に一番気に入ったのは、里山的風景が綺麗に手入れされているところでした。手付かずの自然が良いのは言うまでもないのですが、人の手がかかった作られた美しさもノスタルジックで優しい気持ちになれるものです。
まだまだお勧めはありますよ 吊り橋も、小さいので悪ノリして揺さぶって大いにはしゃげます。

吊り橋
吊り橋

超昭和的な日の丸展望台は映画のロケに打って付けです。

日の丸展望台
日の丸展望台

その、下にはこれまたレトロな小山型滑り台とロッククライミングが楽しめます。
だんだん書いていくうちに、探偵ナイトスクープのパラダイスに推薦したくなってきました。ファミリーにもカップルにも もちろんげんごろうの皆様にも、お勧めです。 ぜひ 行ったことのない方は、楽しんできてください。(文・なかじま)

六甲全山縦走1(2016.2.27~28)

日時:2016年3月27日(土)~28日(日)
参加者:会員 9名
コース:
<1日目>
須磨浦公園8:11→おらが茶屋9:00→馬の背10:00→高取山11:40(昼食)→菊水山14:20→鍋蓋山15:40→市が原16:30→摩耶山18:20→宿20:30
歩行時間約11時間 休憩時間約1時間30分
<2日目>
宿9:00→六甲最高峰11:00→船越峠12:00(昼食)→塩尾寺14:15→宝塚14:45
歩行時間約5時間 休憩時間約50分

2月の例会山行で、六甲全山縦走に挑戦してきました。
六甲全山縦走は須磨浦公園から宝塚までの約50km。春と秋にある大会では1日で歩くのですが、今回は1泊2日かけて歩きます。

2月27日、朝8時10分に須磨浦公園をスタート。
いきなり最初から階段でぐんぐん登ります。
歩き初めてすぐの登りはキツイですが、すぐに海が見渡せる所に出ます。気温もちょうどよく、景色も綺麗で気持ちのいいスタートです。最初はみんなおしゃべりしながら、登りも順調に、平坦な所はけっこうなスピードで進みます。
歩き初めて1時間弱で一旦高倉台の住宅地まで下ります。そして最初の難所、400段の階段です。上を見ると果てしなく思えてイヤになるので、できるだけ上は見ないようにします。先は長いのでバテないようにゆっくり登りました。 終わった~と思っても、実はまだダラダラと階段が続いてなかなか息をつけません。しばらく行ったところで少し休憩をしてやっと落ち着きました。

須磨アルプス
須磨アルプス

ここからしばらく歩いたらいよいよ須磨アルプスです。「馬の背」と呼ばれる岩稜地帯は本当にアルプスのようでなかなかの迫力です。 風化が激しく砂や小石がたくさんあるので、気を付けながら歩きます。ここで軽く休憩。岩の上に立って写真を撮ったりするとよさそうですが、なんとなく怖いので普通に撮るだけにしておきました。(笑)
この岩のところ、距離はけっこう短くて割とあっけなく終わってしまいました。

次の高取山はたった300mほどの山なのですが、400階段を登った後の体にはなかなか堪えます。お腹もすいてきたなぁ~、、、というところで山頂に到着。
ランチを取り、栄養補給してから鵯越まで下ります。住宅地を歩いていると家の窓から顔を出したおばちゃんの「がんばって~」という応援に、ほっこり。

次の登りが始まる前にアミノ酸を飲んで気合を入れ直し、菊水山に取り掛かります。登っている途中からポートタワーが見えました。 須磨からスタートしてだいぶ進んだのが分かりちょっと嬉しくなりました。しかしさすがに疲れてきたのか、みんな無口になりがちです。
菊水山山頂には14時半頃の到着。ここまではなんとか予定通りの時間です。軽く休憩をした後、また下って登って、鍋蓋山へ。
地図を見ながら、「ここどのへんやろ~、急登があって、鉄塔があって・・・。」とか、読図もどきで気を紛らせることに挑戦してみたりしましたが、あまり効果もなく・・・。
せっかく登ってもその分下って、また登りの連続。どれもそんなに高い山ではないのに、登りは結構急な上に階段ばっかりで、ちょっと心が折れそうです。

市が原で休憩していると、茶屋のおばちゃんに話しかけられます。今から摩耶山に登ると言うと驚かれましたが、この時すでに16時半。そりゃそうですよね。こんな時間からまだ山に登るなんて・・・。
この日は夕方から雨の予報で、既に少し暗くなってきていたのでヘッドランプを準備、風も出てきたので、カッパを羽織って摩耶山へ向かいます。 今日の終わりがだいぶ近づいてきて、ちょっと気分が上がり夕飯の話とか、鍋焼きうどん食べたいとか、しゃべりながら登ります。

途中で真っ暗になってしまい、私には初のヘッドランプをつけての歩行になりましたが、調節がうまくできてなかったのか、ちょっと暗く感じ、出した時に確認しておけばよかったと少し後悔。でもみんなの明りもあって、なんとか問題なく歩くことが出来、18時過ぎに摩耶山頂に到着しました。本当はここからまた少し山道を登るのが本来のコースでしたが、もう暗いので少し遠回りになる車道を歩きます。
ここからが本当に長く感じました。19時半頃には着くかなと話していたので、後1時間ほどかな~と思っていましたが、歩いても、歩いてもたどり着きません。自分が今いる場所もあまり分からず、後どのくらいなのか地図を見たかったのですが、暗いのでそれもままなりません。

1時間半程歩いて、六甲山牧場の前で小休止した時に地図を確認できてあと40分くらいと分かりました。
歩き初めてすでに12時間。疲れはピークをとっくに過ぎていましたが、この時は特に異常は感じていませんでした。しかし、ここから暫く歩いていると徐々に体が重くなってきて、ついつい足が止まるようになってきます。そんな私を見てT永さんが話しかけてくれて一緒に歩いてくれます。綺麗な夜景も見えていましたが、感動よりも何よりも早く着きたい!ただそれだけです。

分岐に差し掛かり、みんなが立ち止まって道の確認をしている間、少し屈んで休憩、、、のつもりが、座りたい、、、となって、一度座り込んだら最後、手をついて支えないと座ることすらできなくなっていました。座ったことで急に糸がきれてしまったような感じでした。
気付いたみんなが大丈夫?とか声をかけてくれるのですが、声もでません。手足もしびれていてしばらくは動けませんでした。
すぐにみんながお茶を飲ませてくれたり、食べ物をくれたりして少し落ち着きました。その間に誰かが宿に車の迎えを頼んでくれていて、車に乗った時はホッすると同時に、すごく申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

歩いている間、自分ではこまめに飲んだり、食べたりしているつもりでしたが、この日は気温が高くかなり汗かいていたし、行動時間も長かったので、今思えば十分ではありませんでした。後もう少しで到着という気持ちもありましたし、疲れからか判断力も低下していたように思います。
宿について、10分ほど横になったらだいぶ回復したのですが、正直な所、寝る前は、また迷惑をかけたら怖いなと思い、ここでリタイアしようと考えていました。けれど朝には良くなっていて朝食も全部食べられたので、2日目も予定通り参加することにしました。

10時のスタート予定でしたが、バスで帰るミセスと一緒に9時には出発。 六甲山頂までは車道沿いの縦走路を歩きます。車道はゆるやかな登りの道なのですが、縦走路にはわざわざ階段がつけてあります。階段をみるたびにちょっとうんざり、、、もう一歩も登りは嫌だと思いながらも渋々登ります。
11時には六甲山頂に到着。みんなで記念写真を撮って、まだお昼にも早いので、ここからさらに1時間ほど歩いてからランチにしました。 そして14時過ぎに塩尾寺、14時45分には宝塚駅に到着!昨日のしんどさに比べたら2日目はあっという間です。ただ昨日の事件で私には少し複雑な気分でのゴールになってしまいました。
今回の山行では、私の不注意から皆様にはご心配とご迷惑をかけてしまい申し訳ありませんでした。いろいろと助けてくださったお蔭で大事に至らず、最後まで歩くことが出来ました。本当にありがとうございました。(文・ふじき)

六甲全山縦走2(2016.2.27~28)

2月例会山行は六甲全山縦走、泊まりで何か楽しそう!
縦走、ダイトレその言葉を聞いたら、ワクワクそんな気持ちにさせられてしまいます。やってみたい!挑戦してみたい! 24時間100キロウォーキングに誘われた時も、やってみたい!挑戦してみたい!夜中も歩くの?面白そう!
そんな軽い気持ちで初めて挑戦して、75キロを過ぎたところで、見事にリタイア!終わってから、何でリタイアしたんやろう。75キロも歩いて後25キロだったのに。辛い時は、75キロ歩いた事よりも、後25キロ歩く事が辛く、しんどくそして遠くに感じて、断念してしまいました。そんな経験があり、それからは100キロウォーキングに挑戦したら、自分なりに工夫をして最後まで歩けるようになりました。

縦走も挑戦する限り、最後まで頑張れる自信がないと参加出来ないし、みんなに迷惑もかけたくない。取りあえず縦走の為のトレーニングに参加して、クリア出来たら参加させて頂こうと思い、トレーニング山行に参加しました。
トレーニング山行は天気も良く、空は真っ青で木々の樹氷のキラキラ輝く白さが綺麗でした。服装で温度調節しながら歩いたので、寒さは感じませんでしたが、昼食を取る時は、寒さで手の先が悴んできました。ゆっくり休むと体は冷えてしまいます。その後、歩いても中々指先まで温まるまで時間がかかりました。トレーニング山行では、岩場での下りで少しの怖さと、きつさを感じました。

いよいよ、明日は本番です。
ネットで六甲全山縦走を確認し、地図で岩場や馬の背、長い階段、どの山を越えて行くのか確認、それに飲み物が買えそうな所もチエックして、出来るだけ荷物は少なく荷造りしたつもりが、なぜかザックはパンパンです。
前日は早く寝て、当日は4時に起きて2日分のおにぎりを握って、待ち合わせ場所には、ゆとりを持って出かけることにしました。

須磨アルプス
須磨アルプス

当日、須磨浦公園駅前で軽く体操をして出発します。須磨浦公園から長い階段が延々と続きしんどかったなぁ。旗振山から明石海峡大橋が見え、須磨浦海岸を見ながら鉄拐山に、ここから急な下りの後、なだらかな尾根道を行くとおらが茶屋に。ここから、横尾山を見ながら階段を下り、高倉団地内を歩く。また、長い階段を登り、つぎは登山道を登ると、栂尾山から少し下り、緩やかに登り返すと横尾山に着きました。横尾山からの下りは、段差の大きい岩場で注意しながら歩きました。

樹林を抜けると荒々しい岩場が、ここが須磨アルプスなの?鉄階段を下り、岩の間をすり抜けるように登ると、細く橋のような馬の背に入り、ここも慎重に歩きました。住宅地へ下って行き鵯駅から少し歩くと登山道に入り、高取山で昼食を取りました。菊水山に登るまでにまたまた階段があり菊水山頂上から、縦走してきた山々が一望に見ることが出来ます。気になっていた「天王吊橋」思っていたのと違い頑丈で揺れなかった。

馬の背
馬の背

鍋蓋山、次は摩耶山です。桜茶屋でおトイレ休憩を取りましたが、「まだまだこれからがきついよ」って茶屋のおばさんから言われて、少し落ち込みました。朝から長い階段に苦戦したのに。言われた通りほんとうにアップダウンがあり大変でした。摩耶山まで1.2キロと標識を見て嬉しくなりましたが、1.2キロがこんなに遠く感じた事はありません。

摩耶山を過ぎて掬星台辺りポツポツと灯りが見えてきました。この辺は、夜景のスッポトのはずですが、誰も夜景に反応する声が上がりません。今は早く宿に着きたい。宿まで後どれくらいかなぁ?すると、「今、何が食べたい?」「焼うどんを食べたくない?!」などと食べ物の話が出てきて、確かに温かい味噌汁かうどんが食べたいなぁ!夜景より今は食いけ!暗い車道をヘッドライトの明かりで歩きました。
宿でミセスはお腹を空かせて待っているやろうなぁ?!連絡すると、布団を敷いて待ってくれているそうです。嬉しい、感謝、感謝。後、少し頑張ろう!天気予報では夕方から崩れるはずが、パラパラ程度で傘もいらなかったし、気温も山歩きには暑いぐらいだったので、宿に着くのが遅くなりましたが、冷え込まなくて助かりました。

一人、脱水状態になりましたが、的確な指示で処置が出来たので、顔色もすぐに良くなってきました。水分補給、行動食はまめに取る、体調がおかしく感じたら無理をしないで周りに伝える。いい勉強になりました。
皆、無事に宿に着き、賑やかに夕飯を取りました。料理もお風呂も最高で11時間歩いた達成感もあり、幸せな気分になりました。夕飯の時に、「ここで止まったら追いつかないかも」、「夜景の反応がないなぁ」みんな、同じような事を思いながら歩いたようです。

宿の夕食
宿の夕食

翌日、男性軍は朝食前に散歩、女性軍は朝食までゆっくり過ごしました。2日目も日焼けが気になるぐらいのいいお天気です。宿の方には、車でのお迎えや、夕飯、お風呂と遅くなりお世話をおかけしました。出発前に集合写真も撮って頂きありがとうございました。

ミセスとは、宝塚駅で後ほど会うことにして、ゴルフ場を通過しスチュワーデスの殉職を慰霊する「みよし観音」を過ぎ、六甲最高峰に到着。宝塚までは、急な下り平坦な道、少しの登りの繰り返しです。
塩尾寺で少し休憩して、歩きだすと、宝塚市内が眼下に入ってきました。宝塚歌劇団の大劇場の屋根を目じるしに下って行きます。三人先頭で歩いていたはずが、宝塚駅には、他のメンバーが先に着いていました。反省会を兼ねての食事会を楽しく過ごさせて頂き、楽しかった山行も無事に終わりました。

縦走の時に、秋のダイトレ40キロの話題になり、「げんごろう女子部で何人参加するかなぁ?」と思いました。
ただ、今回の縦走よりもアップダウンがありキツイそうです。出来たら1歳でも若いうちに挑戦してみようかなぁ?て考えています。今回、企画をして頂いた担当者の方には、色々とお世話になりありがとうございました。二日間、一緒に歩いて頂いた皆さま、ありがとうございました。また、しんどい、辛い、楽しい山歩きに参加したいと思っています。みなさん、これからもよろしくお願いいたします。(文・たなか・み)

六甲全山縦走3(2016.2.27~28)

前々から難しいだろうけど、出来たらいいなぁ!と思っていた“六甲山全山縦走”の機会がやってきたので折角なら挑戦しようと決めた。リーダー曰く、しんどかったら宿から参加にしたら?と涼しい顔で言うが、それでは悔しいし私自身行きたかったので行く!と尚更決心しました。
この山行に向け1ヶ月位前からトレーニングを重ねこの日を迎えました。どんなコースなのか詳しくは調べなかったですが地図で確認はしておいたのでだいたいの行程は想像出来たのですが…。

まず、緊張しながら始発に近い電車に乗り込みます。しかし結構人が乗っている事に驚きました。何度か乗り換えをして須磨浦公園駅に到着!見知った顔に会い少しづつ緊張がほどけていきました。そして全員揃い出発。 鉄拐山へはいきなり急登ですぐにしんどくなるが明石大橋や淡路島が見え少し嬉しい。

馬の背
馬の背

頂上に着きすぐに下り団地を挟む道路を超え栂尾山へは400段もの急階段が!これには何度も自分に負けそうになり何度も息を調えて登っていたらすぐに最後尾に。皆さんのガッツと強さには頭が下がります。
そしてどんどん進み須磨アルプスに!なかなかうまく付けた名前です!日本アルプスにありそうな場所です。近畿の山にこんな場所があるんですね。ちょっと楽しい気持ちになりました。稜線を進み、木製の階段を進み東山に。阪神高速をくぐり高取山の山頂の神社に向かう、到着、束の間のお昼ご飯休憩。そしてまた階段を下る。
この頃には目の前の菊水山を見てまた登って下るのかと思うとげんなりしていた。この日は思ったより暑く私にしては水分も結構摂り食べ物が喉を通りにくく少しバテ気味だった。そして長いコースだったので気持ちは焦り休憩するなら少しでも先に行きたい!と気負い過ぎていた。なんとか菊水山山頂に到着!

兄がこの近くに住んでいるので偶然通り掛からないか?いたら車に乗せてもらって途中棄権しようか?とか棄権する大義名分を考えたり後ろ向きな感情に支配されていたのでした。それからもなんとか気持ちをふるい立たせ歩き鍋蓋山、大龍寺、市ヶ原に到着。もう既に薄暗く雨がちなってきています、ここでヘッドランプとカッパを用意しておく。
茶屋のお婆ちゃんに“どこまで行くんや?暗くなるし雨も降るし早く行きや!摩耶山迄はこれからが一番しんどいから頑張りや!”と助言をもらうも何も励みにはならず不安が募る一方でした。でもここで買ったリンゴの炭酸が本当に美味しく、この先の“自分に負けそうな時”に大きな力になり大切に少しづつ飲むようにしました。

そしてしんどいって聞いてたからかもう少し(実際は全然まだまだなんですが)って思うからなのか思ったより足は進んでくれて摩耶山に到着。そしてもう辺りは真っ暗で雨もパラパラ、なので昼間の暑さは嘘のように寒くなってきてメンバーの誰もが早く宿に着きたい一心で誰も弱音もはかず黙々とただ前に向かって歩いたのでした。
しかし、ここからが本当に長い!そして宿までの道がわかりにくい、少し立ち止まってリーダーとミスターが道の確認をしていたら…。F木さんが地面にペタリと座り込んでいた、辺りが暗すぎて顔色とか全くわからなかったが多分相当悪かっただろう。話すのも辛い位疲れていた。
そりゃそうだ、夜の8時。こんなに長時間、アップダウン・寒暖差の中をずっと歩いてたのだから、そしてしんどいと言うなら早く宿に着きたい一心でずっと我慢してたんだろうと思うと気の毒に思うと同時に私自身もかなり疲れていたので他人事ではないと思った。 寒いし皆疲れているし、このままではらちがあかないので宿に電話をして事情を説明したら車で迎えにきてもらう事が出来た。神様、本当にありがとう!5人乗りの為、先発隊で私も車に乗せてもらいました。

車で行くとすぐですが歩くと結構ありそうなくねくね道を行くと無事に宿に到着、すぐにミセスが出迎えてくれ事なきを得ました。無理を行って後発隊も迎えに行ってもらい全員宿に到着し、時間も時間なのでお風呂は後回しにして先にご飯を頂きました。F木さんもゆっくり少しずつ元気に回復していってるようでした。本当によかった!
私自身も途中、何度もギブアップしようかと思った位ハードな山行でとても疲れましたが、元気なミセスの顔を見て、宿の従業員の人達の優しさに触れ暖かく美味しい晩御飯と共に歩いたメンバーと楽しむ晩酌は格別で疲れはふっとびました!ここ数年の中で一番美味しいビールでした♪
そして、眠気に負けそうなので、さっとお風呂を頂く。なんともいいお湯で一瞬にして体が温まりリラックス出来ました。あまりに疲れてた事や到着が遅れたからか食後の宴会もなく皆さん早めに眠りに付き明日に備えました。

六甲山ホテルの近くで記念撮影
六甲山ホテルの近くで記念撮影

朝御飯もご飯をおかわりしてモリモリ美味しく頂きました。ミセスのバスの時間に合わせて予定より少し早く宿を出て、昨日から一枚も集合写真を撮ってない事に気付き宿のオーナーに撮ってもらいました。 それから、昨日あれだけ歩いた事が嘘のように体は軽くいいスタートを切れなんとか二日目も終える事が出来ました。宝塚駅で反省会を開き早めに家に到着し、山のような洗濯をして早めに深い眠りに付きました。
朝起きても筋肉痛はほぼなく我ながらトレーニングの成果かなと嬉しく思いました。本当に山人生の中で上位にくる位辛い山行でしたが、いい経験となりました。リーダー、皆様、ありがとうございました。 本当にお疲れ様でした!(文・むらかみ・よ)

大岩ヶ岳(2016.1.17)

日時:2016年1月17日(日)
参加者:会員 9名

今年1回目のげんごろう例会山行は2年ぶりの大岩ヶ岳行ってきました。
お正月明けの冬山行で参加者が集まるか心配でしたが担当よりもベテランメンバー揃いで当日参加者げんごろう会員9名と安心の出発になりました。1月といっても今年の暖冬のおかげで晴天日和でまったくアイゼンの必要もない気持ちのよい楽しいハイキングとなりました。
いつもぼんやり読図もせず後ろを歩かせてもらっている立場での担当は不安だらけです、その上に迷いやすいコースということなので11月と12月にそれぞれ1回ずつ担当2人で下見に行って自信をつけたつもりでしたが、先頭を歩くのは向いてないことを実感させられました。 私はかなり記憶力がなく方向音痴なためスタートして始め分岐点で早速間違えてしまい、次からは分かれ道ごとに確認することになってしまいました…( ノД`)

千刈ダム
千刈ダム

今回の山行のメインの見どころは出発してすぐの「千刈ダム」。貯水量によってその日の放水状況が変わるようで前回下見時は勢いよく放水されていたダムは2筋ほど静かに流れる程度でしたが、なかなかいい眺めで写真撮影タイムをとり少し休憩をしました。
次に景色のよい大岩ヶ岳山頂に到着するまでは、山道の隙間からダム湖を垣間見ながら見晴らしのよい開けた場所で衣類調整や水分補給の休憩をとりつつ

千刈ダム湖
千刈ダム湖

良いペースで進んでましたが、山頂近くで女性ハイキンググループが差し迫って来る声に追いたてられながら少し早歩きになりつつ~結局、ご一行様には山頂手前の岩肌を登る1本道で待っていただくことになってしまいましたが、無事に早めの11:20頃山頂到着。正午前に、せまい山頂広場で昼食をとりました。
山頂からの眺めは低山ながら三田方面の山々がぐるりと一望でき、有名な「有馬富士」が見えるらしいのですが解説は出来ませんでした…(´;ω;`)
次の見どころは「丸山湿原」。特に何もない柵がされた湿原を半周したのですが時間にも余裕のある計画です、途中ゆっくり見渡しのきく観測所でのんびり休憩を入れて談笑ができました…順調。

丸山湿原
丸山湿原

最後は見晴らしのよい赤土のハゲ山。ちょっと高所恐怖症の方をビビらせながら戯れて地形の変化を楽しみました…良し。
最後、終着地点JR道場駅前の手前「東山橋」。あと一歩と疲れた頃に到着間近でホッと気を抜いたところで足元を見て、「わっ(@。@)」動物の(多分犬でしょうか)大きな糞が!!
これも見所のひとつかと聞かれましたがそんな筈がありません。通る人が順々に驚かされながら笑い声が耐えません。駅までのダラダラしたアスファルト道で思わぬ見どころに多少の疲れも吹っ飛ばしてもらえました…単純です♪
早めの14:00JR道場駅到着、無事下山完了。今年もよろしくお願いします。(文・おおえ)

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