感動をもとめて楽しく安全な山行をコンセプトに
近郊のハイキングからアルプス縦走まで、四季折々の山を楽しんでいる大阪府勤労者山岳連盟加盟の山岳会です

2017年山行記録

虚空蔵山(2017.12.10)

日時:2017年12月10日(日)
参加者:会員 8名 一般 1名

JR大阪駅に集合。待合せ場所を変えたからか、なかなか集まらず焦りましたがぎりぎりに集まり、姫路行の電車に乗れました。JR藍本駅に到着。藍本駅は無人駅でした。トイレ、準備運動、本日のコース説明、自己紹介を済ませて、9:40に出発。 酒滴神社(さかたれじんじゃ)の前を通り、田畑があるのどかな風景の中を30分ほど歩き、虚空蔵山登山口に到着。今日は青空で絶好の登山日和でした。

青空で絶好の登山日和です
青空で絶好の登山日和です

登山口の案内板には「11/25~2/15の間は狩猟解禁機関となりますので、入山されると危険です」と書いてましたが、登山道を外れなければ大丈夫です。 今までは舗装道路歩きでしたが、いよいよここからは山道。ごろごろ石の道で足運びを定めながら歩きます。歩き始めてしばらくして、ミセスが足の不調で遅れ始めました。聞くところ、前日に足首を痛めたとか。

10:35虚空蔵堂に到着。前日に降った雪が少し残っていました。虚空蔵堂からは本格的な登り、傾斜もあり結構きつい。足首を痛めたミセスは山頂に行かず、ミスターと一緒に下山することになり、陶の郷への分岐で別れる。後ほど、バスに間に合い乗れたと連絡があり安心しました。 山頂直下の岩場は眺めがよくて、みんな正面から岩場をよじ登り楽しそう、なかなかの好評でした。

山頂直下の岩場
山頂直下の岩場

11:30虚空蔵山山頂に到着。山頂にも雪が少し残っていました。山頂からの眺めは山頂直下の岩場には負けますが、木々の間から山の折り重なるのが見えてよい眺めです。 山頂は狭いので、山頂より少し先に行ったところで昼休憩しました。

12:00下山開始。山頂で集合写真を撮り忘れたので、山頂で撮ろうとしたら、山頂はハイカーでいっぱいだったので山頂直下の岩場で撮りました。 下山は関電道おなじみの階段。ステップがあって歩きやすいのですが、ときどき土が削られていて、階段がむき出しになっているところは歩きづらい。12:53立杭陶の郷に到着。陶の郷のお土産物屋さんでトイレを借り、お土産物を買ったりしてしばし休憩する。

13:03JR相野駅に向けて出発。ここからは舗装道路歩きで長い。 最初は丹波ののどかな田園風景に窯元が立ち並ぶ中を歩き、まだ見るものがあり楽しかったですが、途中から見るものもなくなり、ただただ舗装道路を歩き駅まで長かったです。ここは不評でしたね。八王子山を経由してJR草野駅に下山するルートを下見しましたが、途中で道が消滅したりして、道が荒れていたのでこのルートになりました。 1時間半かけて14:38JR相野駅に到着。1本早い電車に乗ることができ、予定より早く梅田に到着しました。

お喋りしながら長い下道を歩く
お喋りしながら長い下道を歩く

17:00からは梅田で山行に参加したメンバーとHさんも参加して総勢9名で忘年会。美味しいちゃんこ鍋、美味しいお酒を前に山の話に大いに盛りあがり、楽しい忘年会になりました。
寒い中、参加してくださった皆様ありがとうございました。そして、急なお願いにも関わらずSLを引き受けてくれたOさんありがとうございました。一部途中下山もありましたが、全員無事下山して山行を終えることができました。 いろんな助言をいただきありがとうございました、リーダとしてはまだまだでしたが、この経験を次に活かしていきたいです。(文・いわさき)

琵琶湖湖岸歩き(高島~近江今津)(2017.11.12)

日時:2017年11月12日(日)
参加者:会員 4名

当初の計画では湖南アルプスの堂山を予定していましたが、担当の都合により湖岸歩きに変更しました。
JR大阪駅7:45発敦賀行新快速に乗車、近江高島に8:54着。山登りスタイルの方が沢山下車されましたが、たぶんリトル比良へ登られるのでしょう。

近江高島の地酒「萩の露」
近江高島の地酒「萩の露」

駅から10分のところに「萩の露」の福井弥平商店があります、今年の「大阪国税局清酒鑑評会」の「燗酒用清酒の部」で「生もと仕込 大辛口」が優秀賞を受賞 しています。日曜日は定休日なので立ち寄りできなかった。

歩き始めて30分もしない内に萩の浜の砂浜を歩いていて事件が起こりました、詳細は別途報告がある予定です。12年前に歩いた時は水際がもっと整備され歩きやすかったと思います、10月の台風の被害ばかりではなく手入れが行き届いていない。 近江白浜では荒れた別荘地に入りこみ左折位置を間違え正しいルートまで随分バックしました。

風が出てきて少し寒くなってきたので、安曇川渡る手前の南船木地区にある「安曇川世代交流センター」のロビーで11:30少し早い昼食にしました。
風車村道の駅も来年3月末までリニューアル工事のため寄り道できず、食後はひたすら北へ向かって歩きます、風車村の少し手前から湖周道路の西側に桜並木が続き、何本あるかな?Iさんの予想が45本、90本、200本,400本と増やし続けても当たらず、数え始めてから1時間45分(休憩15分含む)(6~7km)後に654本で桜並木が終了しました。

小さく見える竹生島
小さく見える竹生島

遊歩道や湖岸の砂浜が歩けなかったので、近江今津駅には予定より2時間も早く15時に到着しました。最後の30分ぐらいは右足が膝が痛いと思いながら歩きましたが、とうとう富田林駅の下りの階段はひざが痛くて、一段毎横向きで降りました。
30年前に膝が痛くなって、医者に膝の軟骨がすり減っています、重い物は持つな、長い距離は歩くなといわれましたが30年間手術もせずよく持ちました。 11月28日金剛山へ足慣らしに行きましたが、軽い荷物なら無事なようです。(文・さかもと)

ダイヤモンドトレイル縦走大会(2017.10.15)

日時:2017年10月15日(日)
参加者:会員 3名
スタッフ:会員 2名(紀見峠を担当)
山行タイム
 當麻庁舎6:30出発---7:25馬の背---10:45大和葛城山CP.11:00
---11:45水越峠---13:36金剛山CP.ゴール---金剛山駅14:15ロープウエーにて下山

ダイヤモンドトレイル縦走大会の参加者は各自自由出発としているため、
私個人の参加記録を報告いたします。

朝から雨模様の中、始発電車に乗り當麻庁舎に向かいました。金剛山CP.の関門14:00を通過するためには當麻庁舎を6:30に出発しないと間にあわないと考えたからです。
小雨の中、合羽の上着を着て6時30分に受付し出発。今回は受付時にダイトレの地図、経口補水液ゼリーと熱中症の冊子もいただきました。

當麻寺までの道を少し駆け足で歩きましたが、山道に入ると足がだるくて思うように進みません。先週の特例山行の疲れがまだ取れていないのかも。
馬の背に着いて平たんな道になっても走る気にならない。葛城山手前の丸太階段では行動食などを食べ、黙々と登りました。 葛城山CP.でチェックを受け、豚汁を頂きました。とても美味しかったです。

水越峠への下りは、春の大会の時ひざを痛めた経験から慎重に、つま先から下りるようにした結果大丈夫でした。 お昼過ぎ頃から雨脚が強くなってズボンが濡れてきました。合羽のズボンも履いておくべきだったと後悔しました。

カヤンボ休憩所でしばらく休憩後出発。脚が重くて時々立ち休憩し、息を整える。後から来た人にどんどん追い越される。 あともう少しで一の鳥居というところで気力が続かなくなり立ち往生。 しばらく休んだ後、再開しやっとのことで一の鳥居に到着。キャンプ場までの道は下り坂ですが戦意喪失状態でした。

金剛山CP.に13時36分到着。
14時の関門には間に合いましたがもう気力が残っていませんでした。
温かい紅茶を頂いていると、雨脚がさらにひどくなりザーザー状態でした。
今回は雨の中、スタッフの皆さんには前日からの準備で苦労されたと思います。
大変お世話になりました。ありがとうございました。(文・なかにし)

阿武山(2017.9.10)

日時:2017年9月10日(日)
参加者:会員 11名 一般 1名

阪急梅田駅3F京都線側 改札口前 午前8時半に4名、残りの8名は阪急茨木市駅改札口9時に集合した。駅前の西側にある阪急バス乗り場で9時12分発の山手台7丁目行きに乗車した。下見で料金が安い安威バス停で下車(9:26)する。少し山へ向かって歩き、標識の阿武山登山口で小休止した後出発(9:42)する。

最初は急な階段が続き、気持ち良く歩ける緩やかな山道になる。予定よりも早く阿武山山頂に到着(10:40)した。頂上で集合写真を撮った後、北方の阿武山口へ向かった。下りは粘土質やコケの生えたところもあり滑りやすく、一部ロープも張られていた。下りに弱いIさんは少し手こずっていました。

阿武山山頂
阿武山山頂

平坦な道を進み左手に広い空き地を通り、アスファルトの道に出て阿武山口バス停から左手に向かい道に沿って変電所前を通過し、車の通行を気にしながら歩く。11時半に萩谷総合公園に到着し少し早めの昼食とした。昼食の場所はバス停でテニスコートの前にある屋根のある休憩所や屋外の公園の石の垣根等に分かれて思い思いに食事を取った。

昼食後、12時10分公園を出発し元の道を少し戻って再び武士自然歩道に入る。最初はなだらかであるが、途中から山道は急坂になりピークを何度も登り降りし峠に13時20分に到着した。峠から道標から摂津峡への道(東海自然歩道の名称)をたどる。暫く下ると摂津峡の公園に出て水平な道を行く。この道の付近は萩谷総合公園の南端にもあたるようである。

摂津峡
摂津峡

摂津峡へ公園内の蛇行する道を下り、下りきった河原では親子連れが焼肉や水遊びで楽しんでいる。河原から川上のほうへ向かって進む。広い道に出てから暫くして白糸の滝の看板を横目に見ながら下ると広いアスファルトの広い道に出る。道の左手にある大きな案内板を参考にしながら道を登っていく。10数分で摂津峡上ノ口バス停に到着した(15時10分過ぎ)。
15時19分発のJR高槻行きのバスに乗車した。JR高槻駅で解散し、阪急高槻と分かれて帰宅した。(文・はまだ)

伊吹山ナイトハイク(2017.7.22~23)

日時:2017年7月22日(土)~23日(日)
参加者:会員 5名
行程:
 22日 伊吹山登山口~山頂着、山小屋で仮眠
 23日 御来光、山頂散策、下山開始~伊吹山登山口着

今年の例会で目に留まった山行でしたが、申し込み〆切前日まで誰も参加表明もなく、自分も正直ギリギリまで悩んでいました。でも、一人では絶対に行けない山行だったため、是非是非参加したく申し込みをして決行できた事、ほんと良かったです。

<1日目>
電車で伊吹山は遠かった。
ナイトハイクの為、周りは見えず、自分のヘットライトのみを頼りにゴロゴロとした石の足元だけを見て黙々と歩きました。ナイトハイクと言っても蒸し暑く沢山の汗が流れてきましたが3合目あたりで振り返ると、とても綺麗な夜景を見ることができて感動しました。
暗闇を歩く中、光る目がこっちをうかがっていましたが、Sさんが鹿だと教えてくれました。

綺麗な夜景
綺麗な夜景

6合目を過ぎた頃からガスが出てきて視界がとても悪くなり、7合目からポツポツと雨も降りだしヘッドライトだけでは足元しかわからず、一本道ではありますがつづら折りの折り返しもわかりずらくなっていたし、雨の為、岩場が滑りやすく「早く早く、山小屋に着きたい」想いの一心で登ってましたね。
予定通り23時10分頃、山小屋到着!
残念ながら道中、ヒメホタルも見ることはできませんでしたが、雨が降らなかったら蛍がいたと山小屋のおばさんに聞きました。何とか、明朝のご来光に期待して就寝。

<2日目>
4時半起床。起きれてよかった。
やっぱり山頂は寒くウインドブレーカー2枚重ねしましたが、、ちーん。
やっぱり小雨が降り、霧でガスってました。残念ながらご来光も見れませんでしたが、また次回に期待します。

小雨の中、伊吹山お花畑散策くるっと一周を小1時間。天気が良かったら琵琶湖を望めただろうけど、可愛いお花もたくさん咲いてて小雨の中の散策も、これまた趣があって良かったです。
山小屋で一応、伊吹山名物の伊吹山うどんと伊吹山コーヒーは外すことなくご賞味しましたよ。
さぁいよいよ下山出発です。7合目までの岩場は濡れて滑りやすく苦戦。2回滑ってこけてストックは曲がってしまいました。(文・かわかみ)

伊吹山で出会ったお花たち
伊吹山で出会ったお花たち

鳳凰三山(2017.7.14~16)

日時:2017年7月14日(金)~16日(日)
参加者:会員 4名
行程:
 14日 夜行バスで移動
 15日 青木鉱泉から鳳凰小屋へ、鳳凰小屋で泊
 16日 鳳凰小屋を出発、鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)を縦走、夜叉神峠へ下山、バスで帰阪

<1日目 青木鉱泉から鳳凰小屋へ>
 ~ドンドコ沢の登り~
私にとっては初の南アルプス、しんどかった分だけ感動もあり、GW特例山行に続き夏季特例山行も忘れることができない山行になりました。
1日目は青木鉱泉からドンドコ沢沿いのルートで鳳凰小屋へ。急登続きのコースで、途中に現れる滝を見ながら登れたらいいなあと思ってましたが、そんな甘いものではなかったです。

まず、最初の南精進ヶ滝になかなか着かない。序盤に手足をフルに使って登る岩場が出てきた時は「私が参加したのは間違っていたかも」と思いました。鳳凰の滝から白糸の滝までは激急登、目の前は壁のように見え、登っても登っても急登が続き、登るにつれてペースダウン、、疲労で太ももを何度もつってしまう。
テント泊装備でいつもより荷物が重いのもあり(今回は14キロ超)、1日目で早くも南アルプスの洗礼を受けることになるとは、、最後の五色の滝を過ぎるとようやく急登が終わり、ヘロヘロで鳳凰小屋に着きました。

南精進ヶ滝
南精進ヶ滝

 ~鳳凰小屋~
予定より1時間遅れの16時過ぎに到着。テントを張る場所は無かったです。聞くと13時にはいっぱいになったとか、テント張れなかったので破格の2500円で素泊まりできました。頑張って登ったのでショックでしたが、13時でいっぱいでは仕方ないですね。 到着してすぐに南アルプスの湧き水を飲みましたが冷たくて美味しかった。

ミスターは夕食を食べずに寝たのでミスター以外の3人で夕食にしました。外のテーブルが空いてなくて、冬季小屋の2階の物干し場で食べました。Oさんが具材も味も違う2種類のラーメンを作ってくれましたが、私はしんどくて1杯しか食べれなかったです(すみません)
夕食後、トイレ行く時にテント場の前を通りましたがテント場の人達が羨ましかったです。記念に山バッチ買と手ぬぐいを買い、翌日は朝早いので早めに就寝しました。

<2日目 鳳凰三山縦走、夜叉神峠へ>
 ~いよいよ鳳凰三山縦走へ~
2日目は鳳凰小屋から鳳凰三山を縦走して夜叉神峠に下るロングコース。
朝3時に起床、外はまだ暗くヘッデンを点けて4時過ぎに出発しました。しばらくは樹林帯の急登でまだ目覚めてない体にはきつくかったですが、黙々と登りました。樹林帯を抜けると今度はザレ場の急登、砂に足を取られてなかなか進まない。登る途中に時々振り返って見た雲海と雲海に浮かぶ八ヶ岳が素晴らしかったです。出発して1時間少しで地蔵岳のオベリスクの下に到着、間近で見たオベリスクは感動でした。

次に登る薬師岳と稜線
次に登る薬師岳と稜線

朝ごはんは稜線で食べました。白峰三山、さっきまでいたオベリスク、その後ろには甲斐駒ヶ岳も見え、最高の場所でした。地蔵岳の次は観音岳で、前方のガレ場や岩山を登っている人達を見て、ビビって不安になり、早くも半泣きでした。高所恐怖症にとっては怖い所が何ヵ所かあったけど、みなさんの叱咤激励もあって気づけば、観音岳、薬師岳と鳳凰三山を制覇してました感激です。薬師岳から眺めた白峰三山は最高でした。

後半は怖い所は無く長い樹林帯歩き。バスに間に合わないとペースをあげたのと今までの疲れが出て、杖立峠を過ぎたあたりから急に足が痛くなる。段々と痛みが増しきて少しの段差を歩くのも痛い状態でしたが、なんとか夜叉神峠まで下りてくる。
ペースをあげたお陰でバスに十分間に合うとわかり、ここで少し長く休憩を取らせてもらい、靴を脱いで足を休ませました。あと40分程歩けば終わり。段差に関係なく普通に足を地面に着地させるだけでも痛かったけど、頑張って歩きました。最後は駐車場が見えた時はウルっときました。帰りの電車車内で足を見てビックリ、両足全ての指が水ぶくれでした(痛いはずですね)

高度感や岩場歩き等は少しは慣れましたが、1日目の急登で何時間も連続で登る体力が必要と痛感、私のレベルではまだまだでした。他にも色々と反省はありますが、天候に恵まれ、南アルプスの山々、最高の景色を味わうことができ、テント泊装備でのアルプスはキツかったけど頑張って本当に良かったです。
最後にこんな私をいろんな所でサポートしていただき、みなさんには本当に感謝します。ありがとうございました。(文・いわさき)

二上山・ろくわたりの道(2017.6.4)

日時:2017年6月4日(日)晴れ
参加者:会員 7名
行程:上ノ太子駅~六枚橋~道の駅(トイレ休憩)~ろくわたりの道~馬ノ背(集会)
~昼食~雌岳山頂~祐泉時~当麻寺駅(解散)

09:00 上ノ太子駅集合
09:25 出発
Hさんからいただいた太子町観光ガイドマップを見ながら、道の駅へ向かって歩く。太子町はみかんやぶどう畑などがあり、のどかな風景が広がっています。
竹内街道に入ってからは、歴史を感じる古い町並みが続き、瓦屋根に茅葺きがのっている民家は国の登録文化財になっていました。
10:05 道の駅到着(トイレ休憩)
下見で事前にチェックしていた手作りのお弁当をゲット!道の駅には地元の方が作った玉ねぎ、トマト、きゅうりなどの野菜が並んでいました。
10:25 出発 ごみ拾い開始
登山口まで国道を少し歩くのですが、この道沿いのゴミが一番の収穫でした。

車からのポイ捨てによるペットボトル、空き缶、弁当などのゴミが大量で、夢中で拾っているうちに持って上がれないほど集まりました。ろくわたりの道の入り口に置いて、後で市役所の人に連絡してとりに来てもらうことにしました。

ゴミ拾い
ゴミ拾い

11:00 ろくわたりの道へ
あまり人が通っていないようで、雑草が生えた道を歩きます。車のタイヤがたくさん不法投棄されていた所がありましたが、登山道にはゴミがほとんどありません。 それでも飴や菓子の包み紙など目についたものを拾いながら登っていきます。
11:50 馬の背到着
すでに到着していた他の会と合流しました。今年はもう一つのクラブが脱退しているので、全員で10名でした。
12:00 式典
ゴミの量は少ないですが、登山口に置いてきたゴミと合わせると6キロの報告になりました。

ゴミ拾い報告
ゴミ拾い報告

12:15 お昼ご飯
道の駅で購入したお弁当はタケノコご飯と卵焼きときゅうりの漬物で、素朴な味が美味しかったです。
12:45 雌岳(記念撮影)
良い天気で大阪平野から奈良盆地まで広く見渡せました。
12:50 下山
万葉の里駐車場に車を置いているOさんと別れて下山します。頂上のゴミも清掃の車の人が乗せてくれるということで、お預けしました。
14:25 当麻寺駅(解散)
中将餅を購入して、帰りました。
昨年と違い今年はろくわたりの道ということで違うルートを歩いたのですが、クリーンハイクもルートを変えると新たな発見があり、ゴミも拾えて目的を果たせた感じがありました。
昨年担当のOさんにいろいろと助けていただき、ありがとうございました。
参加の皆様、お疲れ様でした。(文・たつち)

金剛山(2017.5.14)

5月例会山行は当初5月13日(土)の予定でしたが、降水確率が90%であったため中止にしました。ただ、次の日の天候が良かったので山行部長と相談し急遽、14日に実施することにしました。
日時:2017年5月14日(日)
参加者:メンバー 4名
目的:金剛山の春の花(二輪草、しゃくなげ等)を観察する

参加者が4人なので、急遽バスから浜田の車に変更し三日市町駅に集合しました。
金剛山ロープウェイ乗り場に駐車し、駐車場から広いアスファルトの念仏坂の林道を歩き、約15分後に左側にある沢のシルバーコース入口で休憩しました。<10時>

シルバーコース
シルバーコース

シルバーコースは初めに簡単な岩場の登りがありますが、その後、ゆるやかな歩きやすい道になります。 ベンチのある休憩所を通過後に右岸の道を行きます。道が平坦になったとこをしばらく行き、テープの標識のある太い木のところで沢の対岸に渡り、"かたくり尾根"に入ります。
最初は細く急坂の道ですが、しばらくすると徐々にゆるやかになり、平坦になった場所で小休憩を取りました。周りを良く見ると咲き終わったかたくりがたくさんありました。遊歩道への最後の登りは周りがブナ林に囲まれた急坂の道で息を切らしながら登りました。有刺鉄線を越え遊歩道に出るとベンチがあり、ゆるく広い道幅の道になり、頂上広場へ向かいました。<11時>

金剛さくら
金剛さくら

頂上広場の金剛さくらは遅咲きなのか白く満開に咲いていました。時計台に向かって記念撮影をした後、北にある道を降りカトラ谷へ向かいました。暫く行くと平坦な道が続き、セトへ向かう標識も現れ、道を間違っていることに気が付きました。元の頂上広場へ戻り、頂上広場の下にある広場から再度カトラ谷へ向かいました。<12時>
カトラ谷のお花畑は一面二輪草で覆われていました。写真撮影後、昼食を取ることにしました。<12時半>

昼食後、山シャクヤクの花が谷を挟んだ場所に咲いていることを聞き向かいました。山シャクヤクの花は蕾くらいが可憐で美しく見えました。 踏み跡に沿って喘ぐような急傾斜の道を登りセトへの道に出て、途中、道の下に見えた黄色のヤマブキソウの群生地に寄った後、三度目の頂上広場を経由しちはや園地へ向かいました。<13時半>

山しゃくやく
山しゃくやく

かたくりの道としゃくなげの道のお花畑ではピンクや白いしゃくなげが満開に咲いていました。他にエンレイソウ、チゴユリ、ムラサキケマン、そして、黄色のヤマブキソウも咲いていました。<14時半>
下山は文殊尾根を下りました。広い尾根沿いの道が続き、暫く行った広く平坦なところで尾根が二つに分かれ、左側に降りるコースを取ります。急坂から念仏坂の広い林道に出て、ロープウェイ駐車場に到着しました。<15時半> (文・はまだ)

弥山・八経ヶ岳(2017.5.3~4)

日時:2017年5月3日(水)~4日(木)
参加者:会員 7名
通過時間:
●5/3(水) 曇り時々晴れ
行者還トンネル東口 10:00
一ノ峠 11:20 昼食 11:40出発
弁天の森 12:30
弥山小屋 14:00~14:40
(歩行時間3~3.5時間)
●5/4(木) 曇り時々晴れ
弥山小屋 6:00
八経ヶ岳 6:30
弥山小屋 7:15 テント撤収 8:00出発
狼平 9:00
栃尾辻 11:10 昼食 11:30出発
天川川合 14:40
(歩行時間約5.5時間)

百名山・ゴールデンウイークということもあり登山者が多く、狭い登山道では混雑するところもありました。
テント場の混雑状況を早く確認したかったので最後の登りのみ一人別行動で先に登りました。
1800mから上は残雪が多く歩き難いところがチラホラありましたが凍ってなかったのでそれほど危険なところはありませんでした。テント場は残雪のおかげで張る場所が少なかったが、小屋入口前を確保できました。

八経ヶ岳
八経ヶ岳

テント泊はげんごろうでは初めてでしたが大きなテントはなかなか快適でしたので、今後積極的にテント泊山行をおこないたいと思いました。共同装備のコッヘルの大きさなどわからなかったので無駄に持ってきていただいたりして使わないコッヘル、食器類があったのが反省点です。
小屋前に設置してあるテーブルを囲んで夕食をとりました。寒かったですが、皆さんで暖かい鍋を囲んでお酒をのんでと楽しい夕食となりました。

夕食はとり鍋
夕食はとり鍋

下山は関西の山では屈指の大きな長い尾根の下りで思いの外時間がかかりました。脚力、経験不足が目立ちました。そして、テント泊山行ではやはりそれなりの歩荷力が必要です。一か月前辺りからトレーニングしたほうがいいですね。(文・いけうち)

鳥見山・貝ヶ平山・香酔山(2017.4.16)

日にち:2017年4月16日(日)
参加者:会員 9名 一般 4名
山行時間:榛原駅北口バス停9:40~10:50鳥見山公園(WC)11:05~11:32
鳥見山~12:15貝ヶ平山(昼休憩)12:45~13:15香酔山~14:13
化石採取場~14:46貝ヶ平山登山口~青龍寺(WC)~玉立橋~15:45榛原駅北口
(休憩込で約6時間)

下見の時はまだ3月だったので涼しかったのですが、この日は朝からとても良い天気で晴れ渡り、歩き出すとすぐ暑くなってきました。 初夏のような陽気の中、衣類調整をしてのんびり鳥見山公園まで登る。
鳥見山公園ではまだ桜の花が咲いていました。

鳥見山公園の桜
鳥見山公園の桜

休憩をかねて勾玉池の所まで散策。
美晴台で金剛・葛城山、遠くに大峰、大台山脈の景色を楽しんだ後、鳥見山に到着。展望が悪いのですぐ貝ヶ平山目指して出発。
尾根道のロープを張られた急坂を登って貝ヶ平山に到着。あまり広くない山頂なので、先客がいたら休憩が難しいかもしれないと思っていたが、この日は幸いにも居なかったので予定通り昼休憩にする。
太陽の光が木立にさえぎられて寒くなる。休憩後香酔山に向けて出発。香酔山へは滑りやすい急坂を木を掴みながら一旦下り、登り返す。

香酔山山頂で小休憩
香酔山山頂で小休憩

笹と雑木に囲まれた見通しの悪い山頂を確認し、分岐点に戻る。
化石採取場に立ち寄った後、赤テープとU字にえぐられた山道を下って貝ヶ平山登山口に到着。
青龍寺でトイレ休憩後、棚田を眺めながら玉立橋まで下る。交通量の多い道を避け旧道の町並みを観ながら榛原駅北口に到着。
休憩時間を長めにとったので予定より1時間余り遅くなったが、全員けがもなく予定のコースを歩けて良かった。(文・なかにし)

親睦BBQ(2017.3.26)

日時:2017年3月26日(日)
参加者:会員 10名

万博記念公園のソラード(森の空中観察路)を歩き木々の上から観察する山行にしました。メインは当然BBQです(笑)

万博公園といえば太陽の塔
万博公園といえば太陽の塔

総会を芝生の上で行う予定にしていましたので、公園内に無料!!の屋根付き場所が思いつかず、前日の天気予報による「お昼ごろから雨」の予想には心配させられました。
3月26日(日)万博記念公園駅10時に9名が集合し、まずBBQ用食材調達に 公園横にあるイオンへ。野菜は事前に準備しましたが、肉類と調味料、追加の野菜など購入はSeさんを中心に担当のIさん、Oさんにお任せし、

インド風ビール 変わった味でした
インド風ビール 変わった味でした

S本は自己調達の飲料選択に専念していました。10人分のBBQ食材は結構な重量になり、レジ袋を手にもって公園内を1時間も歩くのは大変なことに気が付き、Seさんに教えてもらったロッカーへ預けました。
身軽になってソラードの散歩、森を木の上から眺めるのもいいものです。のんびり歩いていると、ボーイスカウトやガールスカウトの子供たちに追い抜かれました。
12時頃、総会資料を一人で印刷をお願いしたHさんと合流して無事に総会成立、13時に終了しました。ここまで雨に降られずやれやれです。

総会風景
総会風景

13時30分から始めた250人収容のBBQ会場は、ほぼ満員、若い人が多い。5人用コンロを2つ予約しましたが、網が小さいのが予想外でした。

ステーキ用の肉でBBQ
ステーキ用の肉でBBQ

16時まで食べて飲んで十分楽しみました。(文・さかもと)

スノーシューハイク・蓬莱山周辺(2017.2.5)

日時:2017年2月5日(日)
参加者:会員 4名

2月のこの時期に雨が降る予想は全くしていませんでした。天候予報を見ると山行当日だけ雨マークでなんとかならないものかと一週間前から頭を悩ませましたが、本当に山行当日しっかりと雨となりました。
ロープウェイ山頂駅で0度、風は2、3メートル、小雨、視界は20~30メートル。

ガスで視界は悪い
ガスで視界は悪い

前回と同じルートを取り蓬莱山へ、山頂は雨風が強く荒れていました。そこから小女郎峠方面にルートを取ると風、雨が止みました。気温は高めだったので風が止むと寒さを感じることはなく快適でしたが、雪質がクラストしてるのでスノーシューをガリガリしながら歩く場所がありました。視界は一日中ほぼない状態でしたが、トレース、かすかに見える地形を観察、あとは自分の経験と勘で、小女郎池まで行くことができました。
池は雪に埋もれて何もありませんでした。池の上で飛び跳ねても何もありませんでした。ここで軽めの昼食をとりました。

雪に埋もれた小女郎池
雪に埋もれた小女郎池

帰りは来た道をぼちぼちと、、、途中、超巨大雪だるまを作ったり、スノーシューを外して雪遊びをしたりしながら下山しました。
雨予報での登山は危険を伴うこともあるので今回は雪山でもあるし、日程変更を含めて考えましたが、想定されるほどの悪天候に遭わなくてよかったです。視界がほぼゼロの真っ白な1日でしたが、久々に冬山らしい雰囲気を感じられる山行でした。参加者の皆様お疲れ様でした。(文・いけうち・じ)

龍門山(2017.1.15)

日時:2017年1月15日(日)
参加者:会員 7名 一般 3名

今年最初の山は、2017年1月15日「龍門山」に行ってきました。
寒波到来・天気予報は中途半端な降水確率50%曇り時々雪と不安なニュースを見る前日の状況のもと、総勢10名となかなかの参加人数で結果ほんのり雪の降るなか楽しいハイキングになりました。
モデルコースは14.8km歩行時間6時間20分なかなかのボリューム例を参考に担当のIさんと相談のうえ、最寄り駅から登山口までの2時間のウォーキングをタクシー利用に替えて乗車時間15分に短縮。無理せず楽々タイプにして大正解でした。

竜門山へのアクセスは南海電車で橋本駅まで、更にJR和歌山線に乗り換え最寄りの粉河駅まで。乗り継ぎもタイミング悪く行きは難波からなんと2時間弱かかりました。粉河駅からタクシーに乗車したのですが、前日の冷え込みでアスファルトも凍っており、タクシーはスタッドレスタイヤに替えていて、慎重に登山口まで運転してくださいましたが、ズルッと滑る音を聴くたび細い道だったのでタイヤが滑り落ちないかスリリングな気分でした。

登山口までマイカーで来る予定だったIさん夫妻はスタッドレスタイヤでなかったため、タクシー運転手の勧めで龍門川手前の駐車場に車を止め1時間くらい多めに歩くことになり、2人とは頂上で合流する予定に変更となりました。私たちが駅から歩いていたら登山口で既にヘトヘトになっていたこと間違いなしです!

さて山行は、いつも通り登山口で自己紹介と準備運動を行い、ゆっくりと積雪1~2cmの中アイゼンもつける必要もなく新雪の音を楽しみながら登ることができました。

道幅が狭いところを歩きます
道幅が狭いところを歩きます

積雪が少なかった事が少し残念で物足らない気もしましたが、頂上手前の田代峠まではなかなか登りごたえがあり、峠の平地に着く頃には薄着でも暑く、疲労も少し感じるほど充実した気分になれました。一般参加の一人の方が雪山は初めてだけどとっても楽しいと言ってくれたのがホッとした気持ちになれ、とても嬉しかったです。

頂上での昼食タイムには、Iシェフにより持参した餡・お湯・餅を絶妙な比率で投入し温めて、冷えた身体に染み渡る美味しいぜんざいを作り皆でいただきました。ちょうど食べているところにIさん夫妻が登頂!すばらしい体力です、かなり早歩きで追いついてくれました。眺望の方はなかなかの冬のお天気でイマイチ完璧ではなかったですが、さすが紀州富士と呼ばれるだけあって少しの晴れ間に紀の川と街を見下ろす景色はわるくなかったです!

山頂でぜんざいを作りました
山頂でぜんざいを作りました

そして下山、歩みをとめ少し休憩をとるとすぐに寒くなってしまうため、ついつい早歩きになってしまいましたがなんとかまとまって無事にスタート地点の登山口まで到着しました。

登山口から最寄りの粉河駅までの徒歩1時間40分のアスファルト区間、紀の川を渡る龍門橋の手前で遠く向かいに見える山から登っていた龍門山に高速移動する灰色の雪雲がすごい勢いで雪を降らしている景色を目撃!!みんなで騒いで橋を渡っていると後ろから駐車場の分岐点で別れたIさん夫妻の車にクラクションを大音量で鳴らされてサラッと抜かれてしまいました。

その先30分程は駅まで思い思いの速度でトイレ目指して早歩き。帰りもJR和歌山線は単線&ワンマンローカルなクラッシク2両車両。20分くらい電車が来るのを待ち、しっかり座ってのんびり帰りました。ハイキングで歩いた時間よりも電車の移動時間がはるかに長い遠足のような1月例会山行でした。(文・おおえ)

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